No. 206 "It's kinda like main dish."

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

日常会話でしょっちゅう使うフレーズといえばこの
“kinda” があります。発音は、これは実は “kind of”
が単略化されたもの。で、結構なんにでもこれを使って、
「～てな感じかな」というような意味です。

朝１１時頃にリンゴをかじっている友達に、
“Is this your lunch?”
「これがあなたの昼食？」
“Well, it’s kinda like brunch, now.”
「もうブランチっていう感じかな」
というような場面で使えます。

あるいは、
“You always have this much salad?”
「いつもこんなにサラダを食べてるの？」
“Well, it’s kinda like main dish to me.”
「ま、これが僕のメインディッシュみたいなもん」
という具合に使われます。

日常的には、ほんとにいろんな場面で出てきます。
例えば、
“That’s kinda nice.” であれば、
「それって、結構いいかも」
という感じで、よく使いますし、或いは、
“It’s kinda like fruit.”
「ま、フルーッツっていう感じかな？」
というような場面もあるかもしれません。

よく異国の地に行って、見慣れないものが
スーパーマーケットに並んでいたりして、
“What is this? Is this vegitable?”
「これって何ですか？野菜？」
というような場面があるかもしれません。
でも、こういうのを説明するのって難しいので、
“It’s kinda like fruit.”
「ま、フルーツみたいなもんです」
と適当に応えたりします。

あるいは、本や映画の感想なんかで、
“It was kinda interesting.” という曖昧な
言い方もするかもしれません。
「ま、結構面白かったよ」位の意味です。

ついでですが、この
“It’s kinda like,” とか
“It’s like,” は、何か言うときの冒頭にもってきて、
ほんとしょっちゅう使いまして、
もう人によっては、口癖のように出てきます。
更に「もう、○○みたい」というときに、
“You know” を頭にもってきて、
“You know it’s like,” というフレーズは、
特に、ティーネージャーが連発してます。
この場合は、あんまり意味はなくて、
「それがさ」「それでね」「ていうか」「とにかく」
みたいな感じで、つなぎの表現として、使います。
しょっちゅう耳にしますので、映画なんかを観ていて
気がつくことがしょっちゅうあると思います。
今度、耳を立ててみていてくださいませ。　(^_-)-☆