No. 389 “I don’t get it.”

BGM: "Eleven Small Roaches"
by Michael Hedges
（音声 MP3 ファイルのダンロードはこちら）

日常会話の中で登場する、“get” とか “take” が
使いこなせるようになると、会話も楽になります。
簡単な単語なんだけれども、なんか、判りそうで
判らない、という場面は結構あるものですが、
実際は、いくつかの決まったパターンがあるもの
なので、それを押さえておけば大丈夫。

で、本日のフレーズですが、
“I don’t get it.” は、別の言い方をすれば、
“I don’t understand.” と同じで、
「よく判らないな」という意味です。
逆に、「判った」であれば、
“I get it.” とか
“I got it.” となるわけです。

これは疑問形でもよく使いますが、その時は、
“Do you get it?”
「判る？」か、あるいは、
“Did you get it?” であれば、
「判った？」という言い方をします。

“it” は、なんとなく何かを指しているわけですが、
「彼の言ったこと」が判りますか？というときは、
“Did you get what he said?” なんて言います。

で、因みに、発音なんですが、
“Do you” とか “Did you” は、よく、“Ju” という音になって、
“Ju get it?” で「判る？」なんて言われることが
あります。“wanna” とか “gonna” のように、
文章で書くことはありませんが、発音上、“Ju” に
なるというのも、耳で覚えておくといいでしょう。

もう一つよく使うパターンは、例えば、
“Do you get what I mean?” で、
「僕の言わんとしていること判る？」
というフレーズも、しょっちゅう使います。

この辺のフレーズも知っておかないと、例えば、
“Do you get it?” あるいは、もっと簡単に、
“You get it?” とか、
“Get it?” という言い方で、
「判った？」と確認されているときに、
言われた内容が判っていたとしても、
“Get it?” の意味が判らないので、聞き返す、
ということになると、ちょっと面倒で、
“I don’t understand ‘do you get it.’”
「今の “Do you get it?” が判らない」という
ことが相手に伝わらないという、わけのわからない
事態に陥ってしまいます。

そんなときのために、
「あなたが今言ったその言い方の意味が判らない」
というフレーズとして、
“I don’t understand what you just said.”
とか、
“Can you repeat what you just said?”
「今言った表現をもう一度言っていただけますか？」
と確認するのがいいでしょう。
“Do you get it?” 「お判りになりました？」(^_-)-☆

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